Dual AISAS
問題
広告やプロモーションは目標通りに認知され、バズもそこそこ広がったはずなのに、肝心のセールスがほとんど動かないという状況
Dual AISASを使うと
『広めたい』のA+ISAS」で“コミュニケーション関心層”は広がったけれど、そこから「『買いたい』のAISAS」の“商品関心層”への落とし込みがうまくできていないと説明ができます。
Dual AISAS
これまでのAISASを「『買いたい』のAISAS」という購買モデルとし、Attentionの周囲に回る情報拡散モデルを「『広めたい』のA+ISAS」として加えました。
従来のAISASは消費者の興味(Interest)は「コミュニケーションに対する興味」と「商品に対する興味」は区別していない
コミュニケーションに対する興味を高めれば自動的に商品に対する興味も高まると考えていました
Dual AISAS Modelにおける二つの興味は自動的に連動するものではなく、戦略的に連動させなくてはならないものと考えることになります。
https://gyazo.com/350b12535c93360c0aebddbb8f09fcfc
背景
AISASの登場から10年がたち、消費者とネットワークがより密接な関係になってくると、消費者は消費にまつわるさまざまな種類の情報をネットワークに流通させるようになり、ますますアテンションの奪い合いが激しくなりました。 Dual AISAS Modelは、これまでのAISASに、アテンションにまつわる新たな消費行動を組み入れ、さらにモデル内に流れる情報と消費者が持つ興味の中身を明確に規定することで、現在の消費行動をより忠実に表現しています。
考案
Dual AISAS Modelはアタラ合同会社の有園雄一氏により考案され、電通プロモーション・デザイン局で有園氏とともに検討・改良を加えたものです。 基素.icon
AISASの深堀り版